勘定科目の判断
建設仮勘定の勘定科目
工事が完成するまでに支払った前払金や設計料などを一時的に集めておく科目です。消費税の控除時期は、会計の振替時期とは考え方が違います。
結論
建設仮勘定 → 建設仮勘定(完成時に固定資産へ振替)
工事が完成するまでに支払った前払金や設計料などを一時的に集めておく科目です。消費税の控除時期は、会計の振替時期とは考え方が違います。 消費税の扱いは原則は引渡し・役務提供の日の課税期間。まとめて控除する方法も可(継続適用)。
どちらの科目になるかの判断基準
- 完成引渡しまでに支払った前払金・設計料・資材購入費 → 建設仮勘定。
- 目的物の全部の引渡しを受けたとき → 建物・機械装置などへ振り替え、減価償却を開始する。
- 消費税は原則として、物の引渡しや役務の提供があった日の課税期間に仕入税額控除する(建設仮勘定のままでも控除できる)。
- ただし、すべての引渡しを受けた日の課税期間にまとめて控除する方法も認められる。
候補になる勘定科目
建設仮勘定建物機械装置
仕訳例
| 借方 | 貸方 | 摘要 |
|---|---|---|
| 建設仮勘定 5,000,000 | 普通預金 5,000,000 | 着手金の支払 |
| 建物 20,000,000 | 建設仮勘定 20,000,000 | 完成引渡し時に振替 |
消費税の扱い
原則は引渡し・役務提供の日の課税期間。まとめて控除する方法も可(継続適用)。
税務上の注意
減価償却は完成して事業の用に供した日から始まります。建設仮勘定のままでは償却できません。消費税は会計の振替を待たずに控除できるのが原則なので、決算で控除もれがないか確認してください。
よくある間違い
- 建設仮勘定のまま減価償却を始める
- 消費税の控除を会計の振替時期に合わせて遅らせる
- 設計料を完成まで控除せず失念する
判断に迷う取引は、記帳の段階で確認できます。 「この支出は経費にできるか」「消費税はどちらの区分か」といった判断は税理士業務にあたるため、無資格の記帳代行業者では答えられません。当サイトのご依頼では税理士が確認します。無料相談はこちら。
根拠を一次情報で確認する
この判断のもとになる取扱いは、国税庁が公開しています。制度は改正されることがあるため、実際の適用は最新の情報でご確認ください。
※ 本ページは公開されている一般的な取扱いを整理したものです。実際の判断は、取引の実態・契約内容・事業の状況によって異なります。制度は改正されることがあります。個別の判断については税理士にご確認ください。
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よくある質問
建設仮勘定のよくある質問
建設仮勘定はどの勘定科目ですか?
建設仮勘定(完成時に固定資産へ振替)です。工事が完成するまでに支払った前払金や設計料などを一時的に集めておく科目です。消費税の控除時期は、会計の振替時期とは考え方が違います。
建設仮勘定の消費税の扱いは?
原則は引渡し・役務提供の日の課税期間。まとめて控除する方法も可(継続適用)。
建設仮勘定で税務上の注意点はありますか?
減価償却は完成して事業の用に供した日から始まります。建設仮勘定のままでは償却できません。消費税は会計の振替を待たずに控除できるのが原則なので、決算で控除もれがないか確認してください。